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英金利、当面は制約的水準にとどめる公算=ブリーデン副総裁

配信日時:2023/12/19 23:55 配信元:REUTERS

[ロンドン 19日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のブリーデン副総裁は19日、政策金利の道筋をあらかじめ決めているわけではないが、インフレ圧力を抑えるためには金利を制約的な水準にとどめることが重要と述べた。

11月の副総裁就任以降で初となる講演で、シナリオ分析が今後の政策金利決定の良い指針になると指摘。高インフレを背景に政策金利は現行の5.25%から7%近くまで引き上げざるを得ない場合と、低インフレで需要が弱まり、借り入れコストが2024年を通じて低下する場合の2つのシナリオを概説した。

ブリーデン氏は、どちらも予測ではないとしながらも、高インフレシナリオの方が「明らかに犠牲が大きい」ため、そのような結果にならないようにすることがより重要とした。

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