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午後:債券サマリー 先物は続伸、日銀緩和維持を受け切り返す
配信日時:2023/12/19 15:52
配信元:MINKABU
19日の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸。午前は米債券安を受けて軟調な展開だったが、午後は日銀が金融政策の現状維持を決めたことをきっかけに切り返した。
18日の米長期債相場は下落(金利は上昇)した。米クリーブランド地区連銀のメスター総裁が18日公開の英フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで「市場はやや先走りしている」との見方を示したほか、米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁が同日の米CNBCの番組で「先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表した四半期の経済・金利予測に対し、市場が示した反応に困惑している」と発言したことで、早期の米利下げ観測が後退。これを受けた東京市場でも債券に売りが先行し、債券先物は朝方に145円74銭まで軟化する場面があった。その後も戻りの鈍い動きが続いていたものの、日銀が大規模な金融緩和策の維持を決めたことが伝えられると買いが流入。市場では政策修正の思惑がくすぶっていただけに、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)やマイナス金利政策の解除が見送られたことが買い戻しにつながった。先物は一時146円35銭まで上伸したあとは上げ一服商状となったが、ロイター通信が「財務省は市中発行する利付年限債のうち20年物の発行減額を前倒しし、2024年1月から2000億円減らす方向で調整に入った」と報じたことがポジティブサプライズとなり堅調に推移した。
先物3月限の終値は、前日比23銭高の146円19銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.030%低下の0.635%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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