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午前:債券サマリー 先物は反落、米債券安が影響

配信日時:2023/12/19 11:29 配信元:MINKABU
 19日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。米連邦準備理事会(FRB)高官が早期の利下げ観測を牽制したことを受け、前日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響した。  米クリーブランド地区連銀のメスター総裁が18日公開の英フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで「市場はやや先走りしている」との見方を示したほか、米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁が同日の米CNBCの番組で「先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表した四半期の経済・金利予測に対し、市場が示した反応に困惑している」と発言。米国の早期利下げ観測が後退するなか、米長期金利の上昇圧力が強まったことが国内債の重荷となった。ただ、全般は日銀金融政策決定会合の結果待ちといった様相で、債券先物は朝方に145円74銭まで軟化したあとは下げ渋った。  午前11時の先物3月限の終値は、前日比9銭安の145円87銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.675%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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