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米外為市場サマリー:FRB高官発言を受け一時143円10銭台に上昇

配信日時:2023/12/19 07:51 配信元:MINKABU
 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円78銭前後と前週末に比べて60銭強のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=155円97銭前後と同1円10銭強のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)高官が早期利下げ観測を牽制したことを背景にドル買い・円売りが優勢となった。米クリーブランド地区連銀のメスター総裁が18日公開の英フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで「市場はやや先走りしている」との見方を示したほか、米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁が同日の米CNBCの番組で「先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表した四半期の経済・金利予測に対し、市場が示した反応に困惑している」と発言。これを受けて米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りに押し上げられるかたちで、ドル円相場は一時143円16銭まで上伸した。ただ、19日に公表される日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとして買い一巡後は上値が重くなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0924ドル前後と前週末に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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