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独総合PMI、12月速報は予想に反して悪化 経済縮小局面を示唆

配信日時:2023/12/15 18:14 配信元:REUTERS

[ベルリン 15日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた12月のドイツのHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は予想に反して悪化した。ドイツ経済が縮小局面にあることを示唆した。

総合PMIは46.7。6カ月連続で低下した。エコノミストは11月の47.8から48.2に改善すると予想していた。

サービスPMIも3カ月連続で低下し48.4。アナリストの予想49.8を下回った。

製造業PMIは前月の42.6から43.1に上昇したが、アナリストの予想43.2にはわずかに届かなかった。新規受注が引き続き落ち込んだ。

第4・四半期末でインフレ圧力が高まった。平均コストの上昇が一段と顕著になる中、産出価格が大幅に上昇した。

ハンブルク商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は、第3、第4・四半期と2四半期連続のマイナス成長という見方を確認する結果だと述べた。

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