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午前:債券サマリー 先物は反落、持ち高調整の売りに押される

配信日時:2023/12/15 11:41 配信元:MINKABU
 15日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。来週18~19日に開かれる日銀金融政策決定会合を控えるなか、週末要因などもあって持ち高調整の売りが出やすかった。  12~13日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)や14日の欧州中央銀行(ECB)理事会を通過したことで、市場参加者の関心は日銀会合に向かっている様子。14日の米長期債相場は3日続伸(金利は低下)したものの、この日の時間外取引で米長期金利の低下が一服したことから国内債を押し上げる材料には至らなかった。こうしたなか、債券先物は前日まで3日続伸していた反動から売りが先行し、前日に財務省が実施した20年債入札が不調な結果となったことが尾を引くかたちで一時145円62銭まで軟化した。  午前11時の先物3月限の終値は、前日比29銭安の145円72銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.040%上昇の0.695%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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