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米外為市場サマリー:米利下げ観測によるドル売り続き一時141円40銭に軟化  

配信日時:2023/12/15 07:55 配信元:MINKABU
 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=141円89銭前後と前日に比べて1円00銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=156円00銭前後と同60銭強のユーロ高・円安だった。  13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け、米連邦準備理事会(FRB)による来年の利下げ観測が強まるなか、この日のドル円相場も軟調な展開だった。また、欧州中央銀行(ECB)理事会で政策金利の据え置きが決まり、ラガルド総裁が会見で「利下げについては全く議論しなかった」と述べたことで、ユーロ買い・ドル売りが優勢となったことも対円でのドル売りを誘った。この日に発表された11月の米小売売上高が前月比0.3%増と市場予想(0.1%減)に反して増加したことなどから一時142円28銭まで下げ渋ったが、米長期金利の低下が重荷となるかたちで141円40銭まで押し戻される場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0993ドル前後と前日に比べて0.0120ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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