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台湾中銀、予想通り金利据え置き 今年の成長率見通しは下方修正

配信日時:2023/12/14 18:27 配信元:REUTERS

[台北 14日 ロイター] - 台湾中央銀行は14日、インフレ圧力が和らぐ中、政策金利を予想通り1.875%に据え置いた。一方、世界的な需要低迷を受け、2023年の域内経済成長率見通しを下方修正した。

金利据え置きは全会一致の決定。ロイター調査では、エコノミスト29人中28人が据え置きを予想していた。

GDP(域内総生産)伸び率見通しは、今年については9月時点の1.46%から1.4%に再び引き下げた。ただ、24年については3.12%と、従来の3.08%から上方修正した。

中銀はまた、今年の消費者物価指数(CPI)上昇率見通しを2.46%と、従来の2.22%から引き上げたが、来年は2%を下回るとの見方を示した。

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