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13日の米株式市場の概況、FOMC「ハト派」でNYダウは最高値更新

配信日時:2023/12/14 08:14 配信元:MINKABU
 13日の米株式市場では、NYダウが前日比512.30ドル高の3万7090.24ドルと5日続伸。初の3万7000ドル台乗せとなり、過去最高値を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)が13日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を5.25~5.50%で据え置くことを決定した。一方、FOMC後に公表されたメンバーの政策金利見通し(ドット・チャート)では、中央値は来年末までに0.25%幅で年3回の利下げの実施が示唆される水準となった。パウエル議長は会見で、利下げのタイミングについて協議したことも明らかにし、金融引き締め政策からの転換を意識した資金が株式市場に流入した。  キャタピラー<CAT>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、ホーム・デポ<HD>が上昇し、ロブロックス<RBLX>が買われ、ユナイテッド・ステイツ・スチール<X>が大幅高となった。半面、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やIBM<IBM>は安く、ファイザー<PFE>が急落した。  ナスダック総合株価指数は200.567ポイント高の1万4733.964と5日続伸し、年初来高値を更新した。アップル<AAPL>やエヌビディア<NVDA>、ネットフリックス<NFLX>が堅調。バーテックスファーマ<VRTX>が大幅高となった。半面、アプライド・マテリアルズ<AMAT>やアドビ<ADBE>が売られ、マイクロソフト<MSFT>は横ばい圏内で取引を終えた。 出所:MINKABU PRESS

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