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米外為市場サマリー:FOMC受け一時142円60銭台に軟化

配信日時:2023/12/14 08:02 配信元:MINKABU
 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円89銭前後と前日に比べて2円55銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=155円38銭前後と同1円60銭強のユーロ安・円高だった。  米連邦準備理事会(FRB)は13日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を3会合連続で据え置いた。声明文では、インフレ率は依然として高止まりしているとしながらも「この1年で緩和した」と指摘。参加者の政策金利見通しでは24年末の中央値が4.6%と、現在の5.25~5.50%から0.75%低下するとの予想が示された。これを受けて市場では、FRBが来年に複数回の利下げに動くとの観測が強まるとともに米長期金利が急低下。日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いに押されるかたちで、ドル円相場は一時142円65銭まで軟化した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0874ドル前後と前日に比べて0.0080ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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