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午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、長期金利は0.685%に急低下
配信日時:2023/12/13 15:24
配信元:MINKABU
13日の債券市場で、先物中心限月3月限は大幅続伸した。日銀の定例の国債買い入れでオファー額が据え置かれ、円債の需給を下支えした。オペの結果は長期ゾーンなどで応札倍率が上昇したものの総じて無難と受け止められた。日本時間14日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表される。同日には日本国内で20年債入札を控えているとあって、持ち高調整目的の買いが入り先物は午後に一段高となった。
この日、日銀が実施した4本の定例国債買い入れオペでは「残存期間1年超3年以下」と「同5年超10年以下」、「同25年超」において、応札倍率が2倍台となった。もっとも、金利上昇を見越して売り急ぐ姿勢は広がらず、相場への反応は限定的なものとなった。
先物は朝方に上げ幅を縮める場面があった。日銀が発表した12月短観で、大企業・製造業の業況判断指数(DI)はプラス12と前回から3ポイント改善し、市場予想を上回った。改善は3期連続となったほか、全規模・全産業の雇用人員DIでは深刻化する人手不足の状況も裏付けられた。賃上げ機運の高まりとともに、賃金と物価の好循環の展望が描きやすくなれば、日銀はマイナス金利政策の解除に向かうことになるとの思惑が広がり、先物に売り圧力が強まる場面があった。
先物3月限は前営業日比52銭高の145円80銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.050%低い0.685%をつけた。
出所:MINKABU PRESS
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