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外為サマリー:日米金利差縮小が意識され一時145円10銭台に軟化

配信日時:2023/12/13 10:21 配信元:MINKABU
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円52銭前後と前日の午後5時時点に比べて10銭弱のドル高・円安となっている。  12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円45銭前後と前日に比べて70銭程度のドル安・円高で取引を終えた。11月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想とほぼ一致したことを受けて一時144円74銭まで軟化したが、すぐに買い戻しが入り下げ渋った。  この日の東京市場のドル円相場は、午前8時50分ごろに145円18銭まで下押す場面があった。日銀が朝方発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)がプラス12(前回はプラス9)と3四半期連続で改善したことを受け、金融政策の正常化を後押しするとの見方から日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出たようだ。ただ、日本時間今晩に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めるまでは一方向には持ち高を傾けにくく、ドルは売り一巡後に切り返す動きとなっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0794ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円06銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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