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午後:債券サマリー 先物は小幅安、中心限月は事実上交代

配信日時:2023/12/11 15:47 配信元:MINKABU
 11日の債券市場で、先物12月限は小幅安。前週末の米債券安を受けた売りは朝方で一巡した。なお、期先3月限の出来高が12月限の出来高を上回り、中心限月が事実上交代している。  8日に発表された11月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数の増加幅が前月から拡大したほか、失業率が低下するなど米労働市場の引き締まりを映す結果となった。これを受けて同日の米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げするとの観測が後退し、同日の米長期金利が上昇した流れが東京市場の債券相場に波及した。ただ、国内債は足もとで日銀の政策修正思惑を背景に下落していたことから下値では押し目買いが入りやすく、朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る展開となった。  先物12月限の終値は、前週末比3銭安の145円76銭。先物3月限の終値は、同8銭安の144円91銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末比0.005%上昇の0.775%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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