後場の寄り付き概況

後場の日経平均は567円安でスタート、デンソーや川崎船などが下落

配信日時:2023/12/08 13:01 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32290.79;-567.52TOPIX;2324.88;-35.03

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比567.52円安の32290.79円と、前引け(32305.33円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は32140円-32240円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=143.80-90円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が概ねプラス圏で推移し0.4%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝高の後は下げに転じ0.3%ほど下落している。

 後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。前場に外為市場で一時1ドル=142円40銭台と、朝方に比べ円高・ドル安方向に振れる場面があったが、その後は落ち着いた動きとなっていることなどが株式市場で安心感となっているようだ。一方、今晩発表される11月の米雇用統計に対する警戒感から積極的な買いを見送る向きもあるもよう。

 セクターでは、輸送用機器、鉄鋼、ゴム製品が下落率上位となっている一方、空運業、銀行業、パルプ・紙が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、デンソー<6902>、川崎船<9107>、トヨタ<7203>、コマツ<6301>、三井物<8031>、三菱重<7011>、第一生命HD<8750>、日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>、信越化<4063>が下落。一方、ローム<6963>、ゆうちょ銀行<7182>、スクリーンHD<7735>、ニトリHD<9843>、三菱UFJ<8306>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、三井住友<8316>、HOYA<7741>が上昇している。
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