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サウジGDP、第3四半期は前年比-4.4% 原油減産が響く

配信日時:2023/12/07 19:59 配信元:REUTERS

[リヤド 7日 ロイター] - サウジアラビア統計総局が7日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前年同期比4.4%減少した。速報値は4.5%減だった。

石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産合意を受けて、石油部門の活動が17%減少した。サウジは自主減産を延長している。

6日公表された来年度予算案によると、GDP伸び率は今年0.03%、来年4.4%になる見通し。

統計総局によると、第3・四半期の非石油部門の活動は前年比3.5%増。政府の活動が1.9%増加した。

昨年は平均原油価格が1バレル=100ドル前後と高水準だったことから、経済成長率が20カ国・地域(G20)で最高となったほか、約10年ぶりに財政黒字を記録していた。

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