みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は反落、買い一巡後はマイナス圏に沈む

配信日時:2023/12/07 11:42 配信元:MINKABU
 7日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。前日の米債券高を手掛かりに買いが先行したものの、足もとでの相場上昇に対する警戒感などから値を消す展開となった。  6日に発表された11月の米ADP雇用統計が市場予想を下回ったことなどから、同日の米長期金利は4.10%と約3カ月ぶりの水準に低下した。この流れが東京市場に波及したが、債券先物は寄り付き直後に147円18銭まで上伸したあとは軟化。前日まで3日続伸していたことで利益確定の売りが出やすかったほか、この日に財務省が実施する30年債入札を前に調整の動きが出たもよう。また、時間外取引で米長期金利が4.12%に上昇したことも影響し、午前10時過ぎには146円55銭まで下押す場面があった。  午前11時の先物12月限の終値は、前日比26銭安の146円64銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.035%上昇の0.680%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ