みんかぶニュース 為替・FX

明日の為替相場見通し=米経済指標と米長期金利にらみの展開へ

配信日時:2023/12/04 17:43 配信元:MINKABU
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、いったん下げ止まった米長期金利の動向を注視しながらの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル146円70銭~147円70銭。  米金融当局者がブラックアウト期間に入るなか、日本時間5日午前0時に米国の10月製造業新規受注が公表される予定だ。市場のコンセンサスは前月比マイナス3.0%で、9月(プラス2.8%)から悪化すると見込まれている。市場予想を更に下回って着地した場合、米国の景気減速リスクが一段と警戒される可能性があり、米長期金利の低下に伴ってドル売りが進むシナリオが横たわる。もっとも今週末に11月の米雇用統計の公表を控えるほか、週内は米国の経済指標の発表が相次ぐため、様子見の姿勢が強まる余地も大きい。経済指標の結果を受けて、金融市場における米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退に向かった場合は、ドル円相場を支援しそうだ。日本時間5日午前0時には10月の米耐久財受注(確報値)も公表される。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ