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外為サマリー:一時146円20銭台に軟化、約3カ月ぶりのドル安・円高水準

配信日時:2023/12/04 10:19 配信元:MINKABU
 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円50銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円80銭弱のドル安・円高となっている。  1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円82銭前後と前日に比べて1円40銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が一段の利上げに慎重な姿勢を示したことなどが影響し、一時146円66銭まで軟化した。  この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場も軟調な展開で、午前8時20分過ぎには146円23銭と9月中旬以来およそ3カ月ぶりのドル安・円高水準をつける場面があった。前週末に米長期金利が低下したことで日米金利差の縮小が意識されやすいほか、この日の日経平均株価が下落していることからリスク回避的なドル売り・円買いが出やすいようだ。一方、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるフランス中央銀行のビルロワドガロー総裁が「なんらかの衝撃が起きない限り、利上げはもはや完了した」と発言したことなどからユーロも軟調な動きとなっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0872ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=159円27銭前後と同2円30銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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