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金は2050~2100ドルへ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

配信日時:2023/12/01 17:16 配信元:FISCO
*17:16JST 金は2050~2100ドルへ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金は2050~2100ドルへ』と述べています。

続いて、『今週に入ってNY金は騰勢を強めた。週明け27日は、対ユーロでのドル安を背景に続伸。長期金利の低下も金利を生まない資産である金相場を下支えた。前週末比9.40ドル(0.47%)高の2012.40ドル。5月中旬以来約6カ月半ぶりの高値を付けた』と伝えています。

さらに、『28日は、米利上げ打ち止め観測を後押しする連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受けて3営業日続伸となった。前日比27.60ドル(1.37%)高の1オンス=2040.00ドル。前日に続き今年5月上旬以来、約6カ月半ぶりの高値となった』と述べています。

また、『ウォラーFRB理事はこの日の講演で、最近の指標がインフレと景気の鈍化を示しているとして「政策が現在、景気を鈍化させ、インフレ率を2%に低下させる上で申し分ない位置にあると次第に確信している」と述べた。市場はこれを利上げ打ち止めを示唆する発言と受け止めた。米金利とドル指数が低下し、ドル建て金は割安感から買われた』と伝え、『その後に講演したボウマンFRB理事は、インフレは依然高水準にあり、2%の目標へ引き下げるためには「追加利上げが必要と引き続き見込んでいる」と強調し、ウォラー理事とは異なる見解を表明したが、金相場は一段高となった』と言及しています。

次に、『FRBが21日に公表した10月31、11日1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、今後の利上げについては慎重な姿勢で臨み、さらなるインフレ加速が見られた場合にのみ金利を引き上げるとの見解で一致していたことが判明した。CMEのフェドウオッチでは、12月と来年1月の会合で、政策金利を据え置く確率がほぼ100%に達している』と伝えています。

こうしたことから、陳さんは、『追加利上げはないとの予想の元、NY金は2050~2100ドルの水準に上昇していく可能性は高いだろう』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月30日付「金は2050~2100ドルへ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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