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米外為市場サマリー:米経済指標を受け一時148円50銭台に上昇

配信日時:2023/12/01 08:01 配信元:MINKABU
 11月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円20銭前後と前日に比べて95銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円37銭前後と同15銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に発表された10月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、食品とエネルギーを除くコア指数の上昇率が前年同月比3.5%と9月の3.7%から鈍化したものの、市場予想と一致したことがドル買いを促した。米シカゴ購買部協会景気指数が55.8と市場予想の45.4を上回ったこともあり、ドル円相場は148円51銭まで上伸する場面があった。その後はややドルの上値が重くなったが、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が「景気抑制的な金融政策はかなりの期間続くと想定」と述べたことやサンフランシスコ連銀のデーリー総裁が「利下げについては考えておらず、利上げが終了したかどうか言及するのは時期尚早」との見解を示したことがドルを支え堅調に推移した。一方、同日に発表された11月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値の伸び率が市場予想を下回ったことを受け、ユーロは対ドルや対円で軟調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0888ドル前後と前日に比べて0.0080ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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