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午前:債券サマリー 先物は続伸、米長期金利の低下が支援材料

配信日時:2023/11/30 11:38 配信元:MINKABU
 30日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。前日に米長期金利が4.25%と、9月中旬以来の水準に低下したことが国内債の買いにつながった。  米長期金利の低下は、米連邦準備理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で「米経済活動はここ数週間に減速した」と指摘されたことや、クリーブランド連銀のメスター総裁が追加利上げは不要との考えを示唆したことなどが背景。同日の米市場と同様に国内の債券市場でもFRBによる利上げ終了や来年の利下げ観測が一段と強まり、債券先物は一時147円16銭まで上伸した。ただ、今週に入って堅調な地合いが続いていたことから利益確定が出やすく、前引けにかけて伸び悩んだ。なお、きょうは財務省が2年債入札を実施する。  午前11時の先物12月限の終値は、前日比18銭高の146円80銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時0.635%と、9月8日以来の水準に低下する場面があった。午前11時時点では前日比0.025%低下の0.650%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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