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外為サマリー:一時149円70銭台に上昇、米利上げ終了観測の後退で

配信日時:2023/11/24 10:17 配信元:MINKABU
 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円49銭前後と22日の午後5時時点に比べて55銭程度のドル高・円安となっている。  23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円56銭前後と前日に比べて2銭程度のドル高・円安とほぼ横ばいで取引を終えた。欧州市場では一時149円69銭まで上伸したものの、この日は米国が感謝祭の祝日とあって一段とドルを買い進める展開とはならなかった。  ただ、22日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数で労働市場の底堅さが示されたほか、ミシガン大学が発表した11月の消費者態度指数(確報値)が速報値から上方修正されたことで、この日の東京市場のドル円相場は堅調な動きとなっている。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ終了観測が後退していることからドルが買われやすく、午前9時00分過ぎには149円71銭をつける場面があった。なお、総務省が朝方発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同期比で2.9%上昇と伸びは4カ月ぶりに拡大したが、市場予想の3.0%を下回ったことから相場の反応は限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0907ドル前後と22日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=163円05銭前後と同50銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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