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バークレイズ、大規模経費節減 事務部門最大2000人削減も=関係者

配信日時:2023/11/24 07:12 配信元:REUTERS

Sinead Cruise

[ロンドン 23日 ロイター] - 英金融大手バークレイズは最大10億ポンド(12億5000万ドル)の経費節減に取り組んでおり、主にバックオフィス部門で最大2000人の人員削減に乗り出す可能性がある。事情に詳しい関係者がロイターに明かした。

C・S・ベンカタクリシュナン最高経営責任者(CEO)が率いる経営陣が収益力の拡大を狙って現在検討中の各種経費節減が全面的に実施された場合、1500─2000人が削減されそうだという。

バークレイズは近年、賞与圧縮やリテール、投資銀行事業での人員減などで経費を削ってきたが、これまでバックオフィス部門に当たる「バークレイズ・エクセキューション・サービシズ(BX)」の縮小は報じられていない。

BXはリテール、国際両事業の業務運営を支える機能を統合する形で2017年に設置されたが、最近までに人員規模が全従業員の4分の1余り、年間経費も20億ポンドに達して肥大化していた。

一方、ベンカタクリシュナン氏は、来年2月の投資家説明会で発表を予定している新経営戦略で、大きく落ち込んでいるバークレイズの株価純資産倍率を向上させる具体的な方策を示すことが求められている。

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