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午後:債券サマリー 先物は反落、日銀オペ減額重荷 長期金利一時0.730%に一段と上昇

配信日時:2023/11/22 15:17 配信元:MINKABU
 22日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。日銀がこの日、実施した国債買い入れオペで、オファー額が減額された。超長期ゾーンの減額は想定外とする向きもあり、債券需給への影響を警戒した売りを促した。オペの結果も総じて弱めと受け止められた。  日銀が通告したのは定例の4本のオペで、対象は「残存期間1年超3年以下」(オファー額3750億円)と「同3年超5年以下」(同4500億円)、「同5年超10年以下」(同5250億円)、「同25年超」(同750億円)。このうち「同5年超10年以下」で500億円、「同25年超」で250億円、前回のオペからオファー額が減額された。  買い入れ結果は「同5年超10年以下」の応札倍率が2倍を下回り、オファー額が減額されたのを踏まえ無難な結果とみなされた。一方、超長期ゾーンの「同25年超」の応札倍率は2.39倍で、弱めと受け止められた。オペの結果を受けた売り圧力が超長期債を中心に強まり、債券先物は午後に145円95銭まで下げ幅を拡大する場面があった。  先物12月限は前営業日比24銭安の146円06銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.030%高い0.725%で推移。一時0.730%をつけた。 出所:MINKABU PRESS

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