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米外為市場サマリー:一時148円10銭と約1カ月半ぶりの水準に軟化

配信日時:2023/11/21 08:04 配信元:MINKABU
 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円39銭前後と前週末に比べ1円25銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=162円32銭前後と同95銭程度のユーロ安・円高だった。  米インフレ鈍化などを背景に米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退するなか、日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが優勢だった。今週は21日に10月31日~11月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるほか、23日は米国が感謝祭の祝日となることからポジション調整を目的としたドル売り・円買いが出やすいこともあり、ドル円相場は一時148円10銭と10月3日以来およそ1カ月半ぶりのドル安・円高水準をつけた。その後は下げ渋る動きとなったものの、米コンファレンス・ボードが発表した10月の景気先行指数が市場予想を下回ったことなどから戻りは限定的。米20年債入札の堅調な結果を受け、米長期金利が低下したこともドルの重荷となった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0940ドル前後と前週末に比べて0.0025ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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