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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.740%に低下

配信日時:2023/11/20 15:41 配信元:MINKABU
 20日の債券市場で、先物中心限月12月限は5日続伸。朝方に145円60銭まで軟化したあとは下げ渋り、午後にはプラス圏に浮上して一時145円83銭まで上伸した。  17日の米長期債相場が横ばいで取引を終えたほか、きょうの東京市場では財務省による国債入札や日銀の国債買いオペといった需給イベントがなく、全般的に手掛かり材料難といった様相だった。債券先物は前週末にかけて大きく上昇していたことから目先の利益確定が先行したものの、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測の後退で米金利の先高観が薄れていることが支えとなり下値は限定的。7月3日につけた終値でのバブル経済崩壊後高値(3万3753円)を一時上回った日経平均株価が下げに転じると、債券にはリスクオフ地合いを背景とした買いが流入した。なお、あす21日には財務省による20年債入札が実施される予定となっている。  先物12月限の終値は、前週末比10銭高の145円83銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.010%低下の0.740%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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