寄り付き概況

日経平均は25円安でスタート、ソニーGや任天堂などが下落

配信日時:2023/11/20 09:27 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33559.62;-25.58TOPIX;2390.08;-0.97


[寄り付き概況]

 11月20日の日経平均は前週末比25.58円安の33559.62円と小反落でスタート。17日の米国市場でダウ平均は1.81ドル高の34947.28ドル、ナスダックは11.81ポイント高の14125.48で取引を終了。住宅着工件数が予想を上回りソフトランディング期待が下支えとなり、まちまちで寄り付いた。

 連邦準備制度理事会(FRB)の高官がインタビューで引き続き追加利上げの選択肢も除外しない慎重な姿勢を再表明し、一時下落に転じた。しかし、市場の利上げ終了観測も根強く、金利が安定したため終日底堅く推移。終盤にかけて、主要株式指数はかろうじてプラス圏を回復し終了した。

 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比70円安の33530円。本日の日経平均はやや売りが先行。寄り付き後早い段階でプラス圏に浮上しているが、今週は日米ともに23日が祝日となることから、積極的な売買は手控えられやすいとみられている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、東京海上<8766>、パナHD<6752>、SOMPO<8630>などが上昇している一方、ソニーG<6758>、任天堂<7974>などが小幅に下落。業種別では、保険、石油石炭、不動産などが上昇率上位で推移している。

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