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明日の為替相場見通し=米景気の底堅さを見極める展開か

配信日時:2023/11/16 17:49 配信元:MINKABU
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米景気の底堅さを見極める展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=150円90銭~151円80銭。  14日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)に続き、15日に発表された10月の米卸売物価指数(PPI)もインフレ鈍化を示す内容となったことから、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退している。一方で、15日に公表された10月の米小売売上高は市場予想ほど落ち込まず、11月のニューヨーク連銀製造業景況感指数は予想外のプラスに改善した。日本時間今晩に発表される11月のフィラデルフィア連銀製造業景況感指数、前週分の米新規失業保険申請件数、10月の米鉱工業生産でも米景気の底堅さが確認できれば、ドル高に振れやすくなるだろう。このほか、クックFRB理事やバーFRB副議長、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁などFRB高官らの発言機会が多く、市場では米経済を巡る現状認識や政策金利の考え方などに注目する向きも多い。 出所:MINKABU PRESS

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