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米外為市場サマリー:米CPIを受け一時150円10銭台に軟化

配信日時:2023/11/15 08:15 配信元:MINKABU
 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円37銭前後と前日に比べ1円35銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=163円60銭前後と同1円30銭弱のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比の上昇率が3.2%と前月の3.7%から縮小し、市場予想の3.3%も下回った。変動の大きいエネルギー・食品を除いたコア指数は同4.0%と市場予想の4.1%を下回り、インフレの鈍化が示された。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が後退するなか、米長期金利が低下するとともに日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入。ドル円相場は一時150円16銭まで軟化したあとは下げ渋ったが戻りは限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0879ドル前後と前日に比べて0.0180ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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