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「半導体」がランキング首位、市況回復期待でアンワインド相場始まる<注目テーマ>
配信日時:2023/11/14 12:20
配信元:MINKABU
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」がランキング首位となっている。
スマートフォンの販売不振を背景とした半導体市況の回復の遅れが、半導体製造装置や半導体素材メーカーの株価に重荷となっていたが、ここに来て風向きが変わってきた。国内の半導体関連企業の決算発表で、これまでは業績内容が悪ければ問答無用に売り叩かれていたものが、直近では決算数字にかかわらず、発表を契機に一気に買い戻しに火がつくケースも目立ってきた。半導体関連は貸株調達などによる空売りも含めショートポジションがとられている銘柄が多く、そのアンワインドの動きが顕在化している。
半導体メモリー市況の低迷が続く一方で、生成AI市場の拡大を背景としたサーバー用先端半導体需要は拡大の一途にある。パワー半導体なども車載用中心に旺盛な需要が続いており、半導体市況全般が落ち込んでいる状況ではない。米中半導体摩擦を背景に米国による最先端半導体の対中輸出規制などが警戒されていたが、株式市場でこれが過剰に意識され空売りを呼び込んだ反動が出ている。そうしたなか、今年7~9月の中国の半導体製造装置の輸入額が前年同期比で9割増だったことが判明、これは規制下モードにあって想定外の中国爆需であり、マーケット心理に強烈なインパクトを与えた面もあるようだ。
日本国内では23年度の補正予算案で経済産業省が半導体支援に1兆8537億円を計上したことが伝わったが、これも株式市場で半導体関連の復活を予期させる動きとして注目されている。台湾の半導体受託生産最大手のTSMC<TSM>の工場建設で熊本は様変わりした。そして日の丸半導体会社で最先端半導体の量産を目指すラピダスは北海道千歳市に新工場を建設する。政府がこうした動きに資金支援を積極化する背景には、経済安全保障という一大テーマが背景にあり、米国の後押しによる国策としてもはや賽は投げられた状況にある。
株式市場でも関連銘柄の存在感が改めてクローズアップされている。主力どころではマスクブランクス検査装置で世界シェアを独占するレーザーテック<6920.T>や半導体製造装置で世界屈指の売り上げ規模を誇る東京エレクトロン<8035.T>、半導体メモリーテスター大手のアドバンテスト<6857.T>、半導体研削・研磨加工装置で断トツの実績を持つディスコ<6146.T>、半導体洗浄装置世界トップシェアのSCREENホールディングス<7735.T>など製造装置メーカーのほか、半導体シリコンウエハーのトップメーカーである信越化学工業<4063.T>やSUMCO<3436.T>、半導体フォトレジスト首位の東京応化工業<4186.T>といった半導体素材メーカーなどが注目される。
出所:MINKABU PRESS
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