みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:一時151円90銭台と昨年10月以来の水準に上昇

配信日時:2023/11/14 07:59 配信元:MINKABU
 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円72銭前後と前週末に比べ20銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=162円31銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が根強い一方、日銀が金融緩和策を維持する姿勢をみせていることから、日米の金融政策の方向性の違いを意識したドル買い・円売りが優勢だった。米長期金利が4.69%台まで上昇するとドル買いに弾みがつき、ドル円相場は一時151円91銭と昨年10月以来のドル高・円安水準をつけた。ただ、その後は151円21銭まで押される場面がみられるなど、日本の通貨当局による円買い介入への警戒感は依然として残ったまま。この日にニューヨーク連銀が発表した10月の消費者調査で、1年先と5年先の期待インフレ率が低下したことも重荷となったようだ。一方、欧州株高などを背景にユーロを買う動きが目立った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0698ドル前後と前週末に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ