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午前:債券サマリー 先物は続落、米債券安を受け売り優勢

配信日時:2023/11/13 11:51 配信元:MINKABU
 13日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。米インフレ圧力の根強さが意識されるなか、前週末の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響した。  10日の米債券市場では、同日に米ミシガン大学が発表した11月の消費者調査で、5年後の物価見通しを示す予想インフレ率が3.2%と前月の確報値から0.2ポイント上昇し、米長期金利が高止まりする可能性が意識されたもよう。また、大手格付け会社ムーディーズが同日、米国の信用格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたことも米金利上昇につながり、この流れが東京市場に波及するかたちで債券先物は144円19銭まで軟化する場面があった。  午前11時の先物12月限の終値は、前週末比33銭安の144円21銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.040%上昇の0.890%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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