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午前:債券サマリー 先物は反落 米長期金利上昇で

配信日時:2023/11/10 11:18 配信元:MINKABU
 10日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(長期金利が上昇)した流れが波及した。  米国市場では30年債入札が低調な結果となり、債券の需給状況を懸念した売りが出た。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演での発言内容がタカ派と受け止められたことも、米債価格の下落(金利の上昇)につながったほか、中国国営の中国工商銀行がランサムウェアの攻撃を受けたことに伴う米国債取引への影響が出た。  日銀は10日、「残存期間1年以下」と「同1年超3年以下」、「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」を対象とする定例の国債買い入れオペを通告。オファー額は前回と同額となり、円債相場の下支え要因となった。  先物12月限は前営業日比27銭安の144円49銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.030%高い0.860%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS

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