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米外為市場サマリー:FRB議長のタカ派発言を受け151円30銭台に上昇

配信日時:2023/11/10 08:02 配信元:MINKABU
 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円35銭前後と前日に比べ40銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=161円46銭前後と同20銭強のユーロ安・円高だった。  日本の通貨当局による為替介入への警戒感などからドル売り・円買いが先行したものの、この日に実施された米30年債入札が低調な結果となったことをきっかけに米長期金利が上昇し、つれて日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢となった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が国際通貨基金(IMF)のパネル討議で「金利がインフレとの戦いを終わらせるのに十分高い水準に達しているとは確信していない」「政策をさらに引き締めることが適切となれば、躊躇することなく引き締める」と述べたことが伝わると、米金融引き締めの長期化観測が改めて広がるとともにドル買いが更に強まり、ドル円相場は一時151円39銭まで上伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0668ドル前後と前日に比べて0.0040ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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