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午後:債券サマリー 先物は続伸、30年債入札結果は強め
配信日時:2023/11/09 15:43
配信元:MINKABU
9日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。前日に米長期金利が低下したことや、この日に実施された30年債入札が強めの結果となったことを手掛かりに堅調な展開だった。
8日の米長期債相場は続伸(金利は低下)した。このところ米景気の減速を示す経済指標の発表が相次ぎ、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退していることに加え、同日に行われた米10年債入札を無難に通過したことが買い手掛かりとなったもよう。米金利低下に加え、一部で「政府は近く閣議決定する2023年度補正予算案で、不足財源を補う新規国債を8兆8750億円追加する方針。補正編成に伴う国債発行計画の修正では、市中向けのカレンダーベース発行額を年度当初の190.3兆円に据え置くことも新たに分かった」と報じられ需給不安が和らいだこともあり、債券先物は寄り付き直後に一時144円89銭まで上伸した。その後は株高が重荷となるかたちで上値が重くなったが、財務省が実施した30年債入札の強めの結果が相場を下支え。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が20銭と前回(10月5日)の50銭から縮小し、応札倍率が3.60倍と前回の3.06倍を上回ったことが安心感を誘った。
先物12月限の終値は、前日比9銭高の144円76銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、一時0.830%と10月20日以来の低水準をつけ、その後は0.835%(前日比0.015%の低下)で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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