外為サマリー：１５０円３０銭近辺へ上昇、米雇用統計での下落を埋める

　７日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後３時時点で１ドル＝１５０円２８銭前後と前日午後５時時点に比べ５０銭強のドル高・円安。ユーロは１ユーロ＝１６０円９５銭前後と同２０銭強のユーロ高・円安で推移している。 　ドル円は、午前９時時点では１５０円００銭台に迫る水準で推移していたが、ほどなく１５０円台に乗せると、ドル買い・円売りが一段と強まり午後には１５０円３０銭台に乗せた。先週末３日に発表された米１０月雇用統計が市場予想を下回ったことで米長期金利が低下しドルは一時１４９円前半まで売られたが、米雇用統計でのドルの下げを埋める格好となった。日米金利差は大きくドル高・円安の基調は変わらないとの見方も出ている。また、オーストラリア準備銀行（中央銀行）は、この日の定例理事会で政策金利の引き上げを決定している。 　ユーロは対ドルでは１ユーロ＝１．０７１０ドル前後と同０．００２０ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。 出所：MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.