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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.870%に低下
配信日時:2023/11/06 15:48
配信元:MINKABU
6日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。米長期金利が3日に一時4.48%と9月下旬以来の水準まで低下したことを手掛かりに寄り付きから買いが優勢だった。
米長期金利の低下は、3日に発表された10月の雇用統計が景気減速を示唆する内容と受け止められたことによる。非農業部門の雇用者数が前月に比べて15万人の増加と市場予想(18万人程度の増加)を下回ったほか、失業率は3.9%(市場予想は3.8%)に上昇し、平均時給は前月比0.2%増と市場予想(0.3%)ほど伸びなかった。また、同日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した10月の米非製造業景況感指数が前月比1.8ポイント低下の51.8と5カ月ぶりの低水準となったこともあり、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測の後退が米債の買い戻しにつながった。この流れを引き継ぐかたちで、東京市場でも円債に買いが先行。この日に日銀が実施した国債買いオペの結果で投資家の売り意欲の乏しさが確認されると、債券先物は午後に一時144円55銭まで上伸した。ただ、日経平均株価が大幅高となったことや時間外取引で米長期金利の低下が一服していることが影響し、債券先物は買い一巡後にやや上値が重くなった。
先物12月限の終値は、2日に比べて34銭高の144円42銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、2日に比べて0.045%低下の0.870%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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