みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は続伸、米金利低下を受け買い優勢

配信日時:2023/11/06 11:42 配信元:MINKABU
 6日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。3日に発表された10月の米雇用統計を受け、同日の米長期金利が一段と低下したことが国内債に買いを促した。  10月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が市場予想を下回ったほか、平均時給は市場予想ほど伸びなかった。これを受けた3日の米債券市場では、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退し、米長期金利は一時4.48%と9月下旬以来の水準に低下。この流れが東京市場に波及するかたちで、債券先物は144円53銭まで上伸する場面があった。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知している。  午前11時の先物12月限の終値は、2日に比べて40銭高の144円48銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、2日に比べて0.040%低下の0.875%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ