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米外為市場サマリー:米雇用統計を受け一時149円10銭台まで軟化

配信日時:2023/11/06 07:56 配信元:MINKABU
 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円39銭前後と前日に比べ1円05銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=160円24銭前後と同40銭強のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した10月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月に比べて15万人の増加と市場予想(18万人程度の増加)を下回った。また、失業率は3.9%(市場予想は3.8%)に上昇し、平均時給は前月比0.2%増と市場予想(0.3%)ほど伸びなかった。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退するとともに米長期金利が低下したことで、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが優勢となった。加えて、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した10月の米非製造業景況感指数が前月比1.8ポイント低下の51.8と5カ月ぶりの低水準となったことも影響し、ドル円相場は一時149円18銭まで下押した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0731ドル前後と前日に比べて0.0110ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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