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米外為市場サマリー:FOMC後に一時150円60銭台まで軟化

配信日時:2023/11/02 08:12 配信元:MINKABU
 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円95銭前後と前日に比べ70銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=159円58銭前後と同80銭強のユーロ安・円高だった。  この日に発表された10月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が前月比11万3000人増と市場予想(15万人程度の増加)を下回ったほか、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した10月の米製造業景況感指数が46.7と市場予想(49.0程度)に届かなかったことからドル売り・円買いが先行。また、米財務省が公表した四半期の国債発行計画で発行額が市場予想より少なく、これを受けて米長期金利が低下したこともドルの重荷となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)で大方の予想通り2会合連続となる政策金利の据え置きが決まり、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が想定ほどタカ派的ではなかったと受け止められると、追加利上げ観測が後退するなかドル円相場は一時150円66銭まで軟化した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0570ドル前後と前日に比べて0.0005ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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