後場の寄り付き概況

後場の日経平均は633円高でスタート、三菱電や大和証Gなどが高い

配信日時:2023/11/01 13:11 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31492.77;+633.92TOPIX;2303.59;+49.87


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比633.92円高の31492.77円と、前引け(31475.62円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は31460円-31520円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=151.10-20円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ推移で0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は小幅に上昇して始まった後に下げに転じ0.1%
ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日銀金融政策決定会合を通過したことで、引き続き買い安心感が強くなったことに加え、発表が佳境となっている3月決算企業の中間期決算への期待感が株価下支え要因となっているもよう。一方、日本時間の明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控え、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあるようだ。なお、後場の取引時間中にトヨタ<7203>
が23年4-9月期決算発表を予定しており、市場の関心は高い。

 セクターでは、輸送用機器、証券商品先物、精密機器が上昇率上位となっている一方、空運業が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、三菱電<6503>、大和証G<8601>、村田製<6981>、東洋水産<2875>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、デンソー<6902>、第一三共<4568>、JR西<9021>、日産自<7201>が高い。一方、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、JAL<9201>、ディスコ
<6146>、ゆうちょ銀行<7182>が下落している。

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