みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は続落、YCC再修正観測で売り圧力強まる

配信日時:2023/10/31 11:39 配信元:MINKABU
 31日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を再修正するとの観測を背景に売り圧力が強まった。  日本経済新聞電子版が日本時間30日夜、「日銀は31日に開く金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の再修正を議論する。現在1%としている長期金利の事実上の上限を柔軟にし、一定程度1%を超える金利上昇を容認する案が有力」と報じたことで国内金利の先高観が強まった。債券先物は寄り付き直後に143円57銭まで急落したあと下げ渋ったが、結果を見極めるまでは積極的には動きにくく戻りは限定的だった。  午前11時の先物12月限の終値は、前日比38銭安の143円86銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、一時0.955%と約10年ぶりの高水準をつけ、その後は前日比0.040%上昇の0.930%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ