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午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.890%に上昇
配信日時:2023/10/30 15:45
配信元:MINKABU
30日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。日銀が31日に発表する金融政策決定会合の結果に対する警戒感などで寄り付きから売りが優勢だった。
日銀会合について、市場では現行の金融緩和政策が維持されるとの見方が多いものの、長期金利が事実上の上限である1%に近づいていることから長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の柔軟性を確保するために金利上限の再引き上げなどの政策修正の是非を議論するとみられている。また、会合後に公表する10月の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で物価見通しが引き上げられた場合、将来の政策正常化が意識される可能性があり、この日は日銀会合の結果を警戒した売りが出やすかった。債券先物は朝方の売りが一巡したあと下げ渋る場面もみられたが、時間外取引での米長期金利の上昇が重荷となり戻りは限定的。午後には財務省が実施した2年債入札が弱めの結果となったことを嫌気した売りなどもみられた。なお、入札結果は小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が1銭7厘と前回(9月28日)の1銭から拡大し、応札倍率は3.04倍と前回の3.27倍を下回った。
先物12月限の終値は前週末比18銭安の144円24銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.020%上昇の0.890%と13年7月以来の高水準で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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