みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:米7~9月期GDP速報値を受け一時150円50銭まで上昇

配信日時:2023/10/27 07:55 配信元:MINKABU
 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円40銭前後と前日に比べ20銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=158円86銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米商務省が発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比の年率換算で4.9%増と市場予想(4.5%程度の増加)を上回った。これを受けてドル円相場は一時150円50銭に上昇したが、7~9月期の米個人消費支出(PCE)物価指数のエネルギー・食品を除くコア指数の伸びが同2.4%と4~6月期の3.7%から鈍化したことからインフレ圧力の後退が意識されるとともにドルが軟化。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が21万件と市場予想(20万8000件程度)をやや上回り、労働市場の引き締まりが緩和したこともあって150円09銭まで下押す場面があった。とはいえ、米連邦準備理事会(FRB)が高い政策金利を長期にわたって維持するとの見方は依然として根強く、ドルは売り一巡後に持ち直した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0563ドル前後と前日に比べて0.0003ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ