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午後:債券サマリー 先物は続落、長期金利は一時0.885%に上昇

配信日時:2023/10/26 15:47 配信元:MINKABU
 26日の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。米長期金利の上昇が影響したほか、日銀の政策修正への警戒感から売りが優勢だった。  25日に発表された9月の米新築住宅販売件数が市場予想を上回ったことで、米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)が高い政策金利を長期にわたって維持するとの見方が改めて広がった。同日の米長期債相場は4営業日ぶりに反落(金利は上昇)し、この流れが東京市場に波及。日銀が30~31日に開く金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の再修正に動く可能性が意識されていることも引き続き重荷となっている様子だった。円金利に上昇圧力がかかるなか、一部で期待されていた日銀による臨時の国債買いオペは通知されず、午後に入ると改めて売りが流入。この日の時間外取引で米長期金利が一段と上昇したことも重荷となり、債券先物は144円23銭まで軟化する場面があった。  先物12月限の終値は、前日比46銭安の144円26銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、一時0.885%と13年7月以来の水準に上昇。その後は前日比0.030%上昇の0.880%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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