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午前:債券サマリー 先物は反落、日銀の政策修正観測で 長期金利は一時0.865%に上昇

配信日時:2023/10/25 11:31 配信元:MINKABU
 25日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。日銀の金融政策の修正観測が強まり、長期金利の上昇(長期債価格の下落)余地が意識された。  米ブルームバーグ通信が24日夕、日銀が30~31日に開く金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)政策の再修正について「長期金利の動向などを直前まで見極めた上で必要性を判断する」と報じた。長期金利が現行のYCCにおける変動許容幅の事実上の上限である1%を超えて上昇するシナリオがくすぶるなか、円債への売り圧力が強まった。  財務省は25日、残存期間15.5年超39年未満の超長期ゾーンを対象とする流動性供給入札を通告した。発行予定額は5000億円程度。入札結果に対する警戒感もあって、先物は朝安後、安値圏でのもみ合いを続けた。  先物12月限は前営業日比17銭安の144円58銭で午前の取引を終えた。現物債市場で、長期金利は同0.020%高の0.860%で推移。一時0.865%をつける場面があった。 出所:MINKABU PRESS

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