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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.840%に低下

配信日時:2023/10/24 15:55 配信元:MINKABU
 24日の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。前日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことや、日銀が国内金利の上昇を抑制する姿勢を示したことが支援材料となった。  米長期金利は米国時間23日早朝に一時5%を超えたものの、その後は米債に買い戻しなどが入り4.8%台に低下したことを手掛かりに国内債にも買いが先行した。この日の時間外取引で米長期金利の低下が一服したものの、日銀が午前10時過ぎに「残存期間5年超10年以下」と「同10年超25年以下」を対象とする臨時の国債買いオペを通知したことが相場の支えとなった。臨時オペの応札倍率は「5年超10年以下」が2.88倍(18日に行った前回の臨時オペは3.02倍)、「10年超25年以下」が2.59倍(同2.63倍)といずれも売り圧力が低下し、午後はこれを好感した買いが流入。幅広い担保を裏付けに金融機関に資金を供給する「共通担保資金供給オペ」を事前の予告通りに実施したことも安心感を誘い、債券先物は144円78銭まで上げ幅を広げる場面があった。  先物12月限の終値は、前日比29銭高の144円75銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.020%低下の0.840%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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