寄り付き概況

日経平均は107円安でスタート、神戸物産やトヨタ自などが下落

配信日時:2023/10/23 09:35 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31151.98;-107.38TOPIX;2246.06;-9.59


[寄り付き概況]

 10月23日の日経平均は前週末比107.38円安の31151.98円と3営業日続落でスタート。20日の米国市場でダウ平均は286.89ドル安の33127.28ドル、ナスダックは202.37ポイント安の12983.81で取引を終了。金利先高観に伴う売りに寄り付き後、下落。
イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地上侵攻が迫り、週末にかけて中東情勢の一段の悪化を警戒した売りに続落となった。

 さらに、下院議長選で第3回投票でも決定ができず、政局混乱への懸念も売り材料となり、終日軟調推移。金利低下にもかかわらずハイテクも売られ、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了した。

 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比160円安の31060円。本日の日経平均は売りが先行。節目の31000円が徐々に接近してきたものの、今週は米国で主要銘柄の決算が本格化することもあり、積極的な押し目買いの動きは限られそうだと見ている向きが多いようだ。

 東証プライム市場の売買代金上位では、神戸物産<3038>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、日本製鉄<5401>、ダイキン<6367>などが下落している一方、ディスコ<6146>、資生堂<4911>、TOWA<6315>などが上昇。業種別では、石油石炭、鉱業、保険などが下落率上位で推移している。

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