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午前:債券サマリー 先物は続落、米金利の上昇で売り優勢

配信日時:2023/10/19 12:00 配信元:MINKABU
 19日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。米長期金利が上昇基調を強めていることが影響し、寄り付きから売り優勢の展開が続いた。  18日に発表された9月の米住宅着工件数が底堅い内容だったことや、中東情勢の緊迫化を背景に原油相場が騰勢を強めていることから米金融引き締めの長期化観測が改めて広がり、同日の米長期金利は約16年ぶりの水準に上昇。この日の時間外取引では一段と上昇しており、これが国内債の売りにつながった。日銀による早期の政策修正思惑がくすぶっていることから積極的な買いは入りにくく、債券先物は一時144円68銭まで下押した。なお、きょうは財務省が流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)を実施する予定となっている。  午前11時の先物12月限の終値は、前日比28銭安の144円69銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.020%上昇の0.825%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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