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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.750%に低下

配信日時:2023/10/16 15:34 配信元:MINKABU
 16日の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。前週末13日の米市場で中東情勢の緊迫化から債券が買われ、米長期金利が低下したことが国内債の買い手掛かりとなった。  ただ、債券先物は朝方に一時145円55銭まで上伸したあとは上値が重くなった。日経平均株価が大幅安となるなど投資家のリスク回避姿勢が強まるなか、安全資産とされる債券が選好されやすかったものの、この日の時間外取引で米長期金利が上昇したことから追随買いは広がらず。また、あす17日に財務省が20年債入札を予定していることも動きにくさにつながったようで、日銀による早期の政策修正観測がくすぶっていることから入札結果に対する警戒感が高まりやすい面があった。きょう日銀が実施した国債買いオペ結果は、「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が1.70倍(前回は2.13倍)となるなど売り意欲は乏しかったが、相場を押し上げる材料には至らなかった。  先物12月限の終値は、前週末比8銭高の145円47銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.005%低下の0.750%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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